どくしょのあき。
今日はお散歩で猫じゃらしを取ってきてプラプラと持って帰ったら、ふうちゃん、みいちゃんが大喜びしてくれました。
ふうちゃんはなかなか猫じゃらしを捕まえられず廊下の端っこからものすごい勢いで走って来ては猫じゃらしにアタック!
その助走ですっかり疲れてしまって早々に諦めてしまいました。
「今日はこれぐらいにしといたるわ」
みいちゃんは絶対にあきらめません。
ぎゅっとくわえて放さないので、ちょっと大きめの声で「放して!」と言うと…
さらにぎゅっと強くくわえるみいちゃん。「ブサイクでちゅねぇ」と笑って頭をくちゃくちゃになでたら放しました。
さて、さんまの秋の他に読書の秋。いつでも読書週間ですが、新旧合わせて色んな本を取り寄せたり本棚から引っ張り出して読書です。
ヘッセ、何年ぶりでしょう。若い頃、ヘッセを読み倒しました。「郷愁」が一番好きでしたが、インド好きだった私には「シッダールタ」がヘッセを読むきっかけでした。
この三連休で読みたい本がたくさんです。
10代のころ、私はインドに行きたくて行きたくてたまりませんでした。
インドに関する本は沢山読みましたが、なかでもこの本はその頃の私の理想の旅でした。
「河童が覗いたインド」妹尾河童著。
どの本を読んでもデリーよりもカルカッタの印象が強烈で、妹尾さんもカルカッタでさっそく盗みに遭っていました。
辛島貴子さんの「私たちのインド」は、今年、酷暑であったここ栃木にいて、何度も何度も「あのインドだ!」と思いました。今年の酷暑は本当にインドだったと思います。暑さで死と隣り合わせは今やインドだけではないのです。
ところで、私のインド愛は10代の頃はひたすら吉祥寺の仲屋むげん堂、はるばる屋で昇華され、20代になった頃はすっかり覚めて、やっぱヨーロッパだわ、とこれまた「河童が覗いたヨーロッパ」で妄想旅行を展開。
「まずはウィーンかプラハだな」と数ある河童に覗かれたヨーロッパの中でこの二都市に決定です。
実際、ウィーンは私にとって初めての一人旅でしたが、河童の言うことを聞いて、路面電車の通らない場所にホテルを取りました。河童の言うとおり、かなり安く食事ができて、生活水準が高いのに誠に不思議なウィーンでした。
そして、プラハ。プラハの遠い事ったら!と妄想ですら空港に着く前に疲れ、着いたら着いたで全然チェコ語わかりませんやん、と妄想のなかでガックリ肩を落としそうになりました。
しかし会社で一緒に働いていた友達の旦那さんがチェコに転勤になり、友達もついていく、とのことで「ではわたくしも…」と妻でも家族でもないくせに2回ほど訪ねたわけです。
2回目はひたすら「ごはん作らせて。」と市場やスーパーマーケットなどに出かけて、キッチンを使わせてもらいました。
果物も野菜も水分量が日本のものとは全然違いました。
さてさて、読書のあとは、さんまの秋です。
「今日もさんま~!」
「ふうちゃんのもあるぅ~!」
連日さんま。まったく飽きないふうちゃんです。
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