くらのまちさんぽ。
ある朝、ふうちゃんに「今日はちょっとお留守番ね~。」と声をかけようとしたら、ふうちゃんがちんまり布団に寄り添って寝ていました。
こんな赤ちゃんみたいな子を置いてお出かけなんて~!!と騒ぎながら、でもお出かけです。
土曜の夜にテレビ東京の「アド街ック天国」を観ていたら栃木市だったので、明日ちょっと行ってみようか!というようなことになり、さっそくアド街で紹介されたところをまわったのでした。
我が家から車で30分くらいでこんな素敵な街並みに出会えるのです。
「あのロボット猫を観に行こう!」と、塚田記念館にあるハイテクロボットのお部屋を訪ねました。本物かと思うようなお婆さんロボットが三味線を弾いてるのですが、リアルすぎて「怖い!怖いとしか感想がないわ!」と小さい声で呟いてしまいました。
途中で、にゃー、と控えめに鳴くにゃんこ。
鳴くとは知らずに思わず母とふたりで「あんた鳴くのぉ~!」と同時に話しかけてしまい、他のお客さんに笑われてしまいました。
遊歩道になっている川辺を歩くと、水草の間を鯉が泳いでいる姿などが見えてそれはそれは素敵な風景なのです。清流を見ているだけでもいい気分です。
「今日は客が多いな~。」と言っていそうな背中です。
素晴らしい民謡を歌う女性の船頭さんもいます。車の音などもないので民謡の歌声が響き、情緒豊かです。
ここには洋館も多く、それらを観て歩くだけでもなかなか楽しいです。
洋館を見るにつけ「わぁ~!函館みたい!栃木にこんなのがあるんだねぇ~!」と観光客ごっこです。函館、行ったことないのですが、妄想旅行では何度も訪れているので思わずこんな言葉が出てしまう私です。
昔の医院を改装して作られたカフェなどもありますが、なんと土日祝日休みという商魂まるでなしのカフェなのでなかなか入る機会はありません。
しかしここの向かいには大変素敵な美術館があるのです。
私の心のふるさと、チェコ!!「チェコの絵本と原画展」!!
まるで私の来訪を待ってましたと言わんばかりに開催されていたこの絵本と原画展。こんなに近所なのに全く知りませんでした。11月までやっているそうなのでもう一度、今度はちゃんとお財布を持って、ギフトショップでチェコのポストカードや切手などを買い込みたいと思います。近所だから、とお茶代しか持たないで、部屋着みたいな格好で出かけてしまったことを激しく悔やみました。観光客ごっこもいまいち真実味に欠けてしまう格好でした。
「歩き疲れたらあんみつね。」と出かける前から決めていたので、川辺の甘味処でひと休み。
外の席で向かいの観光客の様子を眺めながらゆっくりしていたら、隣から「栃木ってこんなに落ち着いてるんだねぇ~。知らなかったわ~。」というマダムAに対して「そうだよ、U字工事だけが栃木じゃないんだよ~。」と答えるマダムB、ちょっと説明してほしいような会話が聞こえてきましたが、確かにここはU字工事の広めている栃木とは違う場所なのです。この辺のかたたちは訛りもないですし富豪も多いのです。だから部屋着などで来てはいけないのです…。
さて、家に帰るとふうちゃんが「ぼくのおもちゃはどこですかねぇ~。」と針がねのネジネジを「ふうちゃんマンションB棟」に置いて私を遊びの世界へ誘惑していました。
最近「失くしたおもちゃを探してください。」攻撃が多くなってきたふうちゃん、最初は本当に隠してるのですが、探さないでいるとこうしてどんどん目立つ場所に置き始めます。
親ばかだとは思うのですが、ふうちゃんは頭がいいんじゃないか、と思い、その証拠写真として「ほら!ふうちゃん台風がそれたことを私に知らせてるし!」と天気予報を楽しむふうちゃんを両親に見せてあげました。
他にも「みなさんのごはん中はじっと我慢、欲しいけど我慢。」と父親の箸の上げ下げをじっと見つめる姿なども激写。
「…気まずい…。」という父の些細な呟きは無視です。
ふうちゃんの胸元にあるのはジジハハさんが編んで下さったもので瓶のカバーとして使っていたのですが…。
「ふうちゃんごはん欲しいけど我慢なのです~!我慢なのです~!」と、なぜかふうちゃんはこれを抱え込んで思いっきり齧りながら耐えるようになってしまいました。
毛糸なのでこれを噛むと「ぎぃぎぃ!」とすごい音をたてるのですが「ふうちゃんの我慢の音。」とみんなの笑いを誘っています。
こうして夕ごはんのときはまぁまぁ大人しく(?)しています。
「ふうちゃんはルールをちゃんと守っていますよ~。」…思った以上に聞き分けのよいふうちゃん、順調に大人の階段を登っているのです。




























































































































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