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2019年3月 5日 (火)

のうでねむる。

二日間の冷たい雨のあと、ふうちゃんは朝日を楽しんでいました。

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太陽の光もいいけど、ふうちゃんのキラキラおめめも最高です。

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会社では埼玉の宝石、「彩果の宝石」の差し入れをいただきました。

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かわいらしい高級フルーツグミです。優しい甘さと果汁の風味、ソフトな口当たりで口に含むと幸せになります。

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そしてジャンポール・エヴァンのマカロンも。

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どれを選んでも美味しいジャンポール・エヴァン、

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フルーツが入っていてもやはりチョコレート屋さんだからか、カカオの風味がとても強くて美味しいです。

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これはフランボワーズ。

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さて、昨年の健康診断で貧血と診断されて、鉄剤を処方してもらいに近所の病院に行きました。1ヶ月ほどで貧血は治って散歩も軽やか、代謝も上がってる気がします。血が充実してるって素晴らしいです。検査結果って昔は1週間くらい待たされたものなのに今は小さい病院でもある程度の結果はその場で出るんですね。

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築地のガンセンターにいたっては採血管を器用につまんで持ち上げ、あっちこっち移動させるなんちゃらロボというドえらい機械がいて、腫瘍マーカーだって15分後には先生のPCへ結果が送られます。(→参考資料

昔も採血室は2階だったガンセンターの旧病棟。通常の採血は病室でやりますが、なぜか定期的に2階の採血室に連れていかれ、メスでザクッと耳たぶを切られ、血をダラダラと肩に置いた紙パットに垂らします。

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最初からこの検査がわりと嫌いではなかったわたくし。

耳元で「ザクっ」ちょっとあったかい血がタラタラ、ふふふ(笑)みたいな。

5分くらいで血が止まるかどうかをチェックしてたと思うので、血小板の検査なのかもしれませんが、この5分の待ち時間が子供には結構つらいです。なので検査室にいるお姉さん(たいていお姉さんだった)にあれこれあれこれ質問してこの5分をしのいでいました。

私が座ってタラタラと血を流してる部屋の隣は扉がなく、広い部屋につながっていて、そこには10台くらいの顕微鏡があり、それを覗きながら「カチカチカチカチカチカチ」とカウンターを片手に野鳥の会よろしく何かを数えているのです。

「何を数えてるの?」と検査のお姉さんに聞くと「白血球」とのことでした。

そう、白血球、当時は退院、長期外泊の指標は白血球でしたので、この白血球の結果はとても重要でした。1500~3000ないと外に出てはいけないことになっていました。

「ここで数えてるんだ!」と私は野鳥の会のみなさんに袖の下を渡したくなるような衝動に駆られました。「私の長期外泊の際にはぜひ水増しを…これ、つまらないものですけども」とか言って万札の2枚や3枚を渡したい気持ちになりました。でも「白血球って少なくても1500はあるよね?そんなに数えるの?」と聞いたら「数える範囲が決まってて、それに掛け算するの」と言われ、「意外と大雑把な…」と思いました。

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ちなみに白血球がゼロとなったら無菌室に入れます。入れますっていうか入らないといけないというか、普通は入りたくないんですけども、無菌室をホテルのスイートルームみたいに思っていた私は看護婦さんに「ゼロになっちゃう?無菌室?」と意気揚々と聞いて看護婦さんに「あそこは特別室でもなんでもないんだよ!」と怒られたりしました。しかし実際に入った子たちに「結構快適だった」という話は聞いていたのでした。

一度無菌室に納豆菌が発生してしまい、今なら無菌じゃないよ、と看護婦さんがそこにたまたまいた子供たち(私含む)を中に入れて案内してくれました。手を洗う場所や調剤をする作業場はまるで手術室、その奥にガラスとビニールに仕切られた部屋がありました。窓の外には築地市場と海、テレビは大画面、本棚も作りつけでちょっとしたリビングルームにベッドが置いてある感じです。「やっぱり特別室だわ…」と思う私たち。言わないけど。

ちなみに大人病棟は浜離宮と朝日新聞社が見え、私たち子供は松竹ビル。つまんない眺め。プレイルームはとても広くとってあり、屋上チックな広い外の空間があり、たまに散歩に出してもらえました。そこからは朝日新聞社や海上保安庁関係の建物が見え、海上保安庁関係の屋上ではよく剣道の練習をしていました。

本当のお散歩は、昼は朝日新聞社や築地本願寺、夜は母親たちに連れられて、金田中や新喜楽など料亭(の塀)を巡って黒塗りの車をひやかしたりしました。政治家の出待ちみたいで子供は心躍らないですが、夜風に当たるというのが最高の贅沢でした。着物姿のきれいな女性などもいたりして今思うと大変大人な夜風でした。

金田中が渋谷のセルリアンタワーの地下に入ったとき、行こうかしら、と思ったのですが、能楽堂で能を観るのがセットになっており「…能か~」と、一度足利の薪能で睡魔との壮絶な闘いを繰り広げたことを思いやめたのでした。

薪能は夜、薪をたいて野外で行う能ですが、はじめにお坊さんがお経を読むあのあたりでもうすでに眠く、狂言になったらいよいよ闘いが佳境に入り「これはなんらかの霊の仕業かも!」と思いながら闘いに敗れ、気持ちよく寝てしまったのでした。あれ以来、能には近づかないようにしています。

「能と眠いのとは無関係でございますよ!」

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「眠ってるふうちゃん観てるだけで眠くなるくせに。」

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ふうちゃんの寝顔を眺めるとぐっすり眠れます。でもほんと能、霊感の強い人はよく眠れるかも。私は霊感ないですけども(じゃ、関係ないじゃん!)。

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コメント


ふうちゃんかわいいねぇ。
猫さんって見ているだけでねむくなるにゃよね。
霊感がつよくなくても寝られる。

会社にいつもおいしそうなお菓子があるね。
素敵だわ~。

耳たぶを切られて血がだらだら……
想像するとこわいわ~。

大変な病気だったのね。
お散歩は病院の外に出て行ってよかったのですね。

>harryさん
にゃんこの寝顔は霊感強くなくても眠れますね(笑)
能も一度お試しあれ。めっちゃ眠れる(笑)
耳たぶって切ってもさほど痛くないので、だからピアスもあんまり怖くなくあけました。ふさがっちゃったけど。
病院のお散歩もこれまた看護婦さんとの攻防がありまして(笑)そんなにしょっちゅうは外のお散歩は行けません。放射線室とか研究所とか病院内はリクエスト制で結構どこかしらOKが出るんですけどね。「霊安室」ってリクエストしたら本当に前まで連れてってくれた看護婦さんがいました(笑)

ゆうちゃんの話しは全て感動ものですよ。

人間の深さが違うよ。尊敬しています。
そして、ガガも大好きな私です。
なるべく裸でいて欲しい。みたいよね、ガガの裸見ながら珈琲飲みたい。おっさんか!と自分に突っ込んでます。

>memmonさん
尊敬するmemmonさんにそう言っていただけるなんてとても嬉しいです!
memmonさんのブログ読んでたらどれもこれもメモしたくなります。

ガガ、いいですよね。急に脱いだからびっくりしてすごい笑っちゃいましたが全然いやらしくなく爽やかでしたよ。アメリカの太陽の下だとああなるんでしょうかね(笑)とてもおもしろいシーンです。ドキュメントの最初と最後では体つきが変わってて、ステージに向けてかなりトレーニングをしたのが体見て分かるのですが、トレーニングしてる風景は出してませんでした。ステージ裏でも裸んぼうですので、ぜひ機会があったらガガの裸見ながら珈琲飲んでください!

貧血がなおってよかったです。お大事になさってくださいね。


能は、ねむいですよね。

わたしも二度寝てしまって以来、腰が引けてます。
「能は寝てよいのだ」という人もいますが、お金がもったいなくて(←そこ?!)

睡眠万全で再トライしてみようかな?


>白血球がゼロとなったら無菌室に入れます。

って…(-_-;) ゆうさんじゃないと、書けないですね。

でも、書き方のせいでしょう、大人になって忘れてしまった世界、
子どもたちのものの感じ方、物語を読んでいるような気持ちにもなりました。

わたしもゆうさんの知的行動力と心の強さ(とギャグ?)を尊敬しています(^.^)

>恵美花さん
なんと!のうでねむる仲間がいた!(笑)
能は寝てよいのだ、という心強いお言葉まで…でもわたくしも寝そうになるたびに
「はっ!いけない!8千円もしたのに!」「はっ!寝ちゃった!8千円もしたのに!」と心のお声が値段中心で、それが睡魔と壮絶に闘ったモチベーションでございました。
たくさんたくさん寝てから行けば大丈夫ですかね?私もまたあの幽玄の世界を…寝ないで体験…寝ないで…体験…できるのでしょうか。

小学5年生くらいをさかいにものの感じ方がかわったと私は思ってるのですが(次はそのネタでいこうかしら?)その前のことをあまりに覚えてるのでたまにこうして書いてみたりしてます。
おもしろいもの好きに観察されるとこうなるで!みたいな感じです。
いつも心に好奇心とギャグを!(笑)

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