2019年3月20日 (水)

あんずのはな。

今日はぽかぽか陽気を通り越して暑いくらいでした。
15529039987315

会社の敷地内にある杏の木、今日は一気に花が咲きました。

15530655470691

青空に映えてとてもきれいです。

15530654942480

もうすぐ入学式とか入園式ですね。

幼稚園の制服をはじめて着た日のことを鮮明に覚えています。

真っ白なブラウスに紺色の吊りスカートといたって普通の制服、ブラウスは襟が丸くて大きく、良く見かけるタイプのものですが、生まれて5年ほどの当時の私は見たことがなく、なんてけったいな襟やねん…と思っていました。

そして、肌触りがザラザラとして繊維の香りもあまりよくありませんでした。私は元々ニットやマフラーなどの繊維の匂いが嫌いでした。
繊維の匂いって実際匂いがしてるわけではないのかもしれませんが、綿のそれとは違ってなんだかもう…なんだかもう…匂いなのでなんと言ったらいいか分かりませんが嫌いな匂いなのです。
「あー、やだやだ、こんなザラザラした服なんて…」と思いながら着せられたのを覚えています。
なんつー着心地、これ来て幼稚園行くのか。
と、ふと横を見ると大きめの鏡に写る自分………
「素敵やないか~い!」
なんということでしょう!着心地とは裏腹に鏡に写った私に着せられたその白いブラウスは大変素敵なのでした。

幼稚園でもちょいちょい「あー首がかゆい、ざらざらする~」とイラつくのですが、でもふとガラス窓に写ってるのを見ると、

「素敵やないか~い!」
と思うのでした。
私に似合ってるというわけではありません。むしろ私じゃない人が着たらもっと素敵かも、と思うくらいにブラウスが素敵なのです、サイテーな着心地なのに!
そういうことが大人になりましてもちょいちょいあり、マーガレットハウエルのかぶりのブラウスがそうでした。
マーガレットハウエルのそのブラウスは着るときにかなり肩をすぼめなくてはならず、たまに「今日は無理なのでは?」と思うくらい着れないのです。頭からかぶったまま腕をすぼめて諦めそうななか、なんとかスポっと着ると…
「素敵やないか~い!」
身体にフィットして大変素敵。
でもちょっと腕を上げるとパツっとひっかかって着心地サイテーです。
そして脱ぐときも大変なんてもんじゃない。骨折するかも。今日で最後かも。ハサミで切ってらもらわないとダメかも。というところまで追い込まれます。
着た後に素敵になるから着るけども、服としてどうなの?と思いながら着ていました。ファッションはガマンだから!とかたまに友達にさとされたりして。
昔はジャンポールゴルチエが好きだったのですが、今は日本から撤退、マドンナのステージ衣装も昔はほぼゴルチエだったのがアレッサンドロミケーレに移行しちゃいました。それではわたくしも、とミケーレを観に行ったところ、とてもとても素人さんが着られるお値段ではありませんでした。
結局「仲屋むげん堂」とか「大原商店」でインド綿買っちゃう。
個性も出るし着心地最高だし夏はインド人もびっくりの涼しさだし。
「ふうちゃんはお洋服はいらないんですよー。」

15530778447330
ふうちゃんは見事な毛皮を着てますのでお洋服いらず。
毎日たまごちゃんを食べて毛もつやつや、さわり心地もサイコーです。
「みいちゃんはこれ興味ないんです。」

15530779193632

一応みいちゃんの分も用意しましたが…。
「ふうちゃんのは一応、こっちのお皿です。」
15530779763374


「でもふうちゃんが両方いただきます。」

15530779470253
「おいしいたまごちゃんを食べられないなんてみいちゃんは不思議ちゃんですね。」
15529041824402
花粉症と気温差で体調いまいちです。眠くて眠くてしかたないですし。明日はありがたき休日、ゆっくり休みたいと思います。
※ココログも調子いまいち。コメントが消えてしまったり、改行を読んでくれなかったり。いつかなおるのかしら?

«あめりかんなおやつ。